小殿筋は腰の横についている筋肉で、股関節の内旋のはたらきをします。
さらに比較的深部にある単関節筋ですから股関節を関節に引き付ける重要な役割もあると考えられます。
あくまで私個人の印象ですが、内旋筋というよりも大腿骨頭の安定化機能の方が疲労する割合が高いのではないかと思っています。
つまり、歩行時に大腿骨が不安定な状況で小殿筋が過剰に働いてしまうのではないか。そう考えると、小殿筋が疲労する場合というのは、足関節や膝関節に不安定性がある、あるいは殿部のほかの筋肉の筋力低下が疑われるのではないかと考えられます。
ちょっと専門的な話はさておき。
小殿筋にトリガーポイントができると、お尻から大腿、下腿まで痛みやしびれが出てしまいます。
もしこの範囲の痛みがなかなか改善せず、まだ小殿筋のケアをやっていないという場合は、効果があるかもしれません。
マッサージボールはそんなに高くないですので、コリが気になる方は購入されるのをおすすめします。
一つあれば一生使えますし、かなりの筋肉のコリをほぐすことができる優れたセルフケアツールです。
実は私も小殿筋のトリガーポイントに悩まされ、足のしびれから杖をつくまでになってしまいました。
それから毎日、ボールでセルフケアを続けていくうちにどんどん改善して、今ではほとんどしびれも痛みもなくなりました。
私と同じような痛みに苦しんでいる方に、ぜひおすすめしたいセルフケアです。
ぜひお試しください!
コメント