むくみ(浮腫)は、細胞間質液が普通より多くなった状態で、病気でなければ静脈の環流不全が原因のことが多いです。
下腿に流れた血液は重力に逆らって心臓に戻らなければなりません。これは静脈の弁によるポンプ作用によって行われています。
筋肉を動かすことでポンプをはたらかせ、静脈血を上に押し上げるわけです。
むくみ予防に効果的なのはウォーキングです。
歩くことで、下腿の筋肉を全体的に使いますのでポンプが活発に働きます。
もし歩けない状況では、足首の運動が良いでしょう。
①つま先を上げ下げすれば、前脛骨筋の運動になります。
②かかとを上げる運動は、ふくらはぎ(腓腹筋、ヒラメ筋)の運動になります。
ただ、ふくらはぎなどにしっかりとしたコリが残っている場合、その部分の血流を改善してからのほうが効果が高いと思います。
コリがほぐれることで、むくみが軽減する場合もよくあります。
しっかりとふくらはぎやすねなどのケアをして、むくみを予防しましょう!
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