ストレートネックとは、首を前に出す姿勢が続くことで、首の後ろに負担がかかり、頸椎が真っすぐになってしまった状態です。
頸部の伸筋が緊張して、痛みが出たり、頭痛になったりします。
今回は、タオルとピーナッツ型のボールを使って、頸椎と胸椎のストレッチをご紹介します。
頸椎をタオルで前に引きながら動かすことで、椎間関節に動きを出していこうという狙いです。
ストレートネックになってしまった状態だと、関節が固くなっている可能性がありますので、少しずつ動かしていくのがよいと思います。
実施前、実施後に首の動きをまめにチェックしながら、効果を確認してみるとよいでしょう。
そして首を前後に動かす際は、頸椎だけではなく胸椎の動きも重要です。
首だけを前に出すわけではなくて、背中も一緒に丸くなってしまっている場合が多いです。
ですから、首から下の背骨も動かしていく必要があります。
胸椎のストレッチには今回、ピーナッツ型のボールを使用しました。
これは胸椎にできるだけ近いところにアプローチしたかったからです。
フォームローラーなどの筒状のものだと、どうしても肩甲骨に当たってしまい、胸椎を狙いにくいと感じました。
あまりなじみのないツールですが、こちらもセルフケアには非常に有用です。
コリでお悩みであれば、持っておいて損はないと思います。
今回は、ストレートネックに効果がある頸椎と胸椎のストレッチをご紹介しました。
ぜひお試しください！
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