つまづきやすくなったと感じられる方は、もしかすると足関節が固くなっているのかもしれません。
つま先が上がりにくいと、ちょっとした段差にもつまづきやすくなってしまいます。
まずは自分の足関節の状態をチェックしてみましょう。
このとき、つま先がスムーズに20度上がって、ふくらはぎにもつっぱり感がなければ、足関節の可動域に問題はありません。
逆に、ちょっときつい感じ、かかとが着きにくい感じなどがあれば、足関節が固いかもしれません。
まずは自分の足関節がどのような状態か把握することから始めましょう。
つま先が上がりにくい時に考えられる原因は、四つほどあります。
①前脛骨筋が疲れている場合は、ほぐしたりストレッチが有効です。
②ふくらはぎの固さも動揺にほぐしたりストレッチがいいでしょう。
③関節の問題の場合、一人で評価するのは難しいかもしれません。理学療法士などの専門のスキルを持った方に見てもらうほうがいいと思います。
④皮膚が固い場合、これは今回のセルフケアが有効かもしれません。
前脛骨筋をほぐす動画もありますので、よければご参照ください。→ こちら
関節可動域制限に皮膚が関わる割合はおよそ10パーセントというデータがあります。
不動期間の最初は骨格筋の関与率が高いですが、長引くとその他の関与率が上がっていきます。
これはその他の組織、例えば関節包などが拘縮していくのではないかと考えられます。
これを見る限り、普通に生活できている方の関節可動域制限の原因はほぼ筋肉ということになりそうです。
ですから、足関節の場合は、アキレス腱伸ばしなどのストレッチが第一選択。
同時に皮膚のリリースも行っていくというのがよいと考えられます。
それでは実際に足首まわりの皮膚をリリースしていきましょう。
とても簡単です。
足首の皮膚をつまんで動かすだけです。
結構痛い場合があると思いますが、強さを加減しながら皮膚をつまんでみてください。
足首のまわりをまんべんなくつまみます。
ある程度、つまんでみると足首の血行が回復するような爽快感があると思います。
足関節は加齢にともなって固くなりやすい関節ともいわれています。
つまづいてしまうと、場合によっては骨折したりして非常に危険です。
足首まわりを良好に保って、元気にお過ごしください!
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