首の後ろはこりやすいところですが、指でほぐしてもなかなかほぐれないときは道具を使うと便利です。
今回は、ちょっと細めのフォームローラーを使って首の後ろをほぐしていきましょう。
その前に、首の後ろのほかにほぐしておくとよいポイントをご紹介しておきます。
①胸鎖乳突筋の乳様突起付着部
②後頭部の筋膜
この二つです。
胸鎖乳突筋ほぐし
胸鎖乳突筋は、耳の下の乳様突起という骨から胸骨まで斜めについている筋肉で、ここにトリガーポイントができると眉の上あたりに痛みがでることがあります。
もしこの痛みに心当たりがあるようでしたら、ここをほぐしてみることをおすすめします。
意外とこっているかもしれません。
後頭部の筋膜
「アナトミー・トレイン」という書籍によると、首の後ろの筋膜は眉の上までつながっているといいます。これは筋膜連結の一つ、スーパーフィシャルバックラインといって、背中から足の裏までつながっています。
そう考えると、首の後ろをほぐすときは、頭の上や背中もほぐすと効果が上がりそうです。
ですから、せっかくなので後頭部の筋膜まで一緒にフォームローラーでほぐすのもよいと思います。
フォームローラーでほぐす
やり方は簡単です。
フォームローラーに首の後ろを乗せるだけ!
こっているところを探して、しばらく待ってみて、上下左右に動かしたりしてほぐしていきます。
できるだけリラックスして力を抜くとよいでしょう。
胸鎖乳突筋をほぐすときは、耳の下が当たるように少し横を向きます。
しっかりほぐしていきましょう。
後頭部をほぐすときは、フォームローラーを手で押さえながらやるといいでしょう。
こちらは筋膜なので上下左右に動かしながら、筋膜をずらすようなイメージでやってみてください。
まとめ
さあ、いかがだったでしょうか?
首の後ろはこりやすい部位です。指でほぐしたり、フォームローラーを使ったり、ストレッチなどを日々のセルフケアに取り入れると痛みを予防できると思います。
ぜひお試し下さい!
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