前回のポストでは、四辺形間隙による腋窩神経の絞扼が肩後面の痛みを出す可能性について述べました。
そう仮定すると、四辺形間隙をゆるめることが治療として効果があるのではないかと考えられますね。
四辺形間隙は、上腕三頭筋長頭、大円筋、小円筋、上腕骨で囲まれた領域でした。
今回は、そのうちの大円筋をストレッチする方法をご紹介します。
大円筋は上腕骨についており、腕を後方に引くような作用があります。また、付着部はほぼ広背筋と同じところで作用も似ていることから、大円筋と広背筋は一緒にストレッチすることができます。
床に肘をついて、体を後ろに引くだけです。
肩の後ろが痛くてお悩みの方におすすめのストレッチです。
寝る前や起床後にやりやすいストレッチですので、ぜひ習慣にしてみてください。
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