小殿筋は腰の横についている筋肉で、股関節の内旋のはたらきをします。さらに比較的深部にある単関節筋ですから股関節を関節に引き付ける重要な役割もあると考えられます。 あくまで私個人の印象ですが、内旋筋というよりも大腿骨頭の安定化機能の方が疲労す...

棘下筋は、肩甲骨の下の方についている筋肉で、腕を外側に回す外旋のはたらきをします。上腕骨頭を支える回旋筋腱板（ローテーターカフ）の一つで、肩の動きに非常に重要な役割を果たしています。 ここにトリガーポイントができると、肩の前側に痛みが出るこ...

膝の痛みの原因はさまざまなものがありますが、その一つに、内側広筋という筋肉のコリがあります。 内側広筋は、太ももの前についている大腿四頭筋の一つで、膝の軽度屈曲時にはたらくといわれています。人間の歩行をよく見てみると、かかとが地面に着いたら...

四十肩などの後遺症で、肩が上がりにくくなってしまった場合、棘上筋の機能不全が原因かもしれません。棘上筋は、肩甲骨の上の方から上腕骨頭についており、肩を上げるときにはたらく筋肉です。 棘上筋がはたらかないとなぜ肩が上がりにくくなるのか。図で説...

肩甲下筋は、回旋筋腱板と呼ばれる上腕骨頭を支える筋肉の一つで、肩甲骨の裏側から上腕骨についています。上腕骨を内側に回す、内旋のはたらきをしています。したがって、肩甲下筋が固くなると、腕が外側に回りにくくなります。 四十肩などで痛みが出て、肩...

坐骨神経痛とは、坐骨神経の領域に痛みやしびれが出る症候群の総称で、さまざまな原因が考えられます。 その一つに梨状筋があります。 梨状筋はお尻についている筋肉で、股関節の外旋（外に向かって回す）にはたらいています。この筋肉のすぐ下を坐骨神経が...