大胸筋は、胸の前から上腕骨についている大きな筋肉です。
巻き肩、猫背の方に注目してほしいのは、大胸筋が上腕骨についているというところです。
この大きな筋肉が、上腕を前方に引くようにはたらくわけです。
ですから、大胸筋が短縮してしまうと、当然腕が前に引かれるということになります。
では、大胸筋が短縮してしまうのはどういう場合なのか?
これは腕を前に出している状態ですね。
例えば、パソコン作業やゴルフの構え、バットを持つときも腕を前に出しています。
このような姿勢が長く続き、ストレッチをしていないと、大胸筋は短縮したまま固くなってしまうというわけです。
ほぐし方は、
①大胸筋のコリを指先でしっかり押さえる
②コリを押さえたまま腕を後方に動かしてストレッチ(ASTR)
③両腕を後方に伸ばしてストレッチ
の3段階です。(詳しい方法は動画をご参照ください)
大胸筋をしっかりストレッチすると、胸が開いたような感じがする方もいらっしゃいます。
肋骨にもついていますので、呼吸が楽になることもあります。
大胸筋をケアして、巻き肩や猫背の予防、呼吸の改善にもお役立てください。
ぜひお試しください。
コメント